目黒雅叙園ー百段階段ー その2
雅叙園を散策した後は
本日の目的
百段階段へ
こちらの建造物は
「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルになった建物とのこと
天井に広がる装飾は確かに映画で見た世界
勝手なイメージで
百段の階段に
お雛様がズラーっと並んでいるのかと思っていたのだけど
そうではなく
百段階段沿いに作られた
有形文化財にもなっている
7つの座敷・宴会場に
時代を超えたお雛様が展示されていました
こちらは令和雛
こちらは平成/皇太子両陛下婚礼雛
お内裏様とお雛様
天皇と皇后がモデルということも
今回改めてきちんと知りました
確かに
お雛様の衣装や
「おすべらかし」と呼ばれる特徴的なこの髪型
去年の即位礼正殿の儀の時にテレビで見たなぁ
お雛様の始まりは
平安時代に遡るそう
時代を超えて
いま 同じ時代を生きている天皇と皇后が
雛人形のモデルになっている、ってなんだか不思議
階段を上り次の部屋へ
これは思わず
スゴーイ!と声が出た
お座敷に広がる 座敷雛
ヤマタノオロチや忠臣蔵、竜宮城など
5つのストーリーが表現されているそう
続きまして
小さい頃憧れた
段々雛
衣装や人形が持つアイテムひとつひとつ
小さな小物に
ワクワクしたのを思い出します
日本人 本当に器用よね
ちょっと変わったこちらのお雛様は
江戸時代のもの
このお顔
なんとも言えないw
目も眉も
そして指もめちゃ細くて長い
独特な雛人形でした
お内裏様とお雛様の位置が現代と逆なのね・・・
右側より左側の方が格が高いとされていたため
この順番だったとか
日本各地で受け継がれている
お雛祭り
日本ってやっぱり独特だなぁと
じわじわと感じた
百段階段
無宗教と言われる国だけど
無自覚に信心深い国民だなぁと
ふと客観的に思うのです
自分も日本人ではあるのだけどね
そんなことを感じた
和な時間でした

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